マイナンバーでのカードローン借入は審査に影響する?
日本ではマイナンバー制度の導入が記憶に新しいところです。
とはいえ、マイナンバーを普段から利用している方はあまりいらっしゃらないように思います。なかなか使う機会のないマイナンバーですが、このページではマイナンバーでカードローンの審査はどう影響するのかを紹介したいと思います。
マイナンバーは不正受給の防止や行政手続きの利便性の向上、行政の効率化のために導入されました。
カードローンへの申し込みを考えている方は、マイナンバーが審査にどんな影響があるのか気になりませんか?
○ カードローンの本人確認書類に使える
カードローンでは申込みが本人かどうか確認するため本人確認書類の提出を求めています。
本人確認書類には運転免許証、パスポート、健康保険証のほか、マイナンバーも含まれているカードローンがあります。
社会保障や納税、災害対策といった手続き以外にも使えるのがマイナンバーです。
○ カードローン審査への影響は?
カードローン審査では申込み者がどのくらいの年収を得ているのか調べています。
年収を調べるため、提出を求めているのが収入証明書類です。
審査に有利になるからという理由で、実際より多めの年収を申告したいと考える方はいるかもしれませんが、マイナンバーで本当の年収が知られると審査に落ちるのではと思う方は多いことでしょう。
しかし、カードローン審査で収入を調べるのは、あくまでも給与明細書や源泉徴収票、確定申告書などの収入証明書類です。
マイナンバーで本人確認はできるものの、収入の確認には使っていません。
そのため、マイナンバーがカードローン審査に直接影響することはないでしょう。
○ まとめ
カードローンではマイナンバーを本人確認に使えるものの、収入確認には使っていないのが現状です。
あくまでも本人確認のためであり、それ以上の情報を確認する事は金融業者ができることではありません。
マイナンバーでは個人の借金額も分かりませんので、他社借入がある方でも多すぎなければカードローン審査への影響はないでしょう。
実際には不完全なマイナンバー制度なので、利用頻度は低めですが、将来的にはマイナンバー制度の見直しが考えられるため、そのときはカードローン審査に影響が出るかもしれません。
しかし、あまりにも多くの個人情報を扱う制度となってしまうと、その制度自体に反対する団体も多くなる可能性もあるでしょう。